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ロレックス オーバーホール  修理専門工房(有)友輝 全国47都道府県配送対応

工房/オーバーホール設備機器

  • 18世紀から現代に至るまで、スイスの時計修理/製作工房は、細かい作業に適した自然光が入り込む、最上階の屋根裏部屋にあり、そこで働く人々は”キャビノチェ”と呼ばれました。

    このような部屋は日本にほとんど存在しませんが、偶然にも探し出すことができ、そこを工房として、真のキャビノチェを目指し日々研鑽しております。

    駅の近くでありながら、静かで集中できる環境で質の高い作業が可能です。

    工房 内観

    大きな窓が採光と作業に最も適した東側に向いているという、まるで時計修理の為にレイアウトされたような部屋です。
    効率的なオーバーホールを行うためにも、常に整理整頓を心掛けております。

  • ロレックス修理用旋盤

    スイス・BERGEON製 時計旋盤
    鋼材から部品の作成が可能な、時計部品専用の旋盤です。
    下の付属品の数によって、作成できる部品の種類が違ってきます。
    この付属品だけで、新車が一台購入できます。

    ロレックス オーバーホール用旋盤

  • ロレックス 天芯
    ロレックス テンプ

    旋盤を使用して作成する代表的な部品が、この”天芯”です。
    比較用に置いた定規の目盛りが0.5mmですので、長さは3mm前後であることがわかります。

    ロレックス デイトナ

    天芯は赤丸で囲まれた、振り子の役割を果たす”テンプ”という部品の中心に取り付けられ、製造誤差は1/50mm以内という、精度を司る上で大変重要な部品です。

    天芯 新規作成

    時計旋盤に材料となる鋼材をセットし、回転させながら”バイト”と呼ばれる刃物で鋼材を削ってゆきます。

    鋼材はあらかじめ焼き入れされて硬度の増したブルースチールを使用するので、バイトはそれよりも遥かに硬度の高い、タングステンを含んだ超硬合金製の材料を、ダイヤモンド粒子を含んだ砥石で研磨して作成します。

    このバイトを作成することは、旋盤作業を習熟する上で最初の関門になるというほど難しいものです。

    ロレックス 天芯

    70%まで完成した状態の天芯です。
    自社工房で部品の作成が可能だからこそ、製作途中の天芯の画像が撮影できます。

    この後、左右を入れ替えて旋盤にセットし、もう片方の先端を加工して完成となります。
    女性向けの時計になりますと、天芯の先端は髪の毛よりも細く加工する必要があります。

  • ロレックス 防水試験機

    WITSCHI製 減圧・加圧(−0.8気圧〜10気圧)式 防水検査器
    国内では、減圧状態での検査が可能な防水検査器を採用しているところは、一部のメーカー以外ほとんどありません。

    防水テスト

    ”-0.8bar”と表示されていて、検査器内部が減圧状況下にあることがわかります。

    なぜ減圧状態での検査が必要なのか?
    50年以上前より、空気圧を高めた後に時計ケースを水中に沈めることによって、防水性を検証する試験器がありましたが、検査のたびに内部の機械を時計から外さなければならない煩わしさや、防水性の正確な判定が難しいなどの欠点がありました。 

    その後、コンプレッサーによる高圧空気を利用する、カプセル式の加圧型防水試験器が登場し、防水検査の精度向上と検査時間の大幅な短縮を実現しました。

    しかし、この加圧型にも大きな問題があります。
    一部の時計で、防水不良があった場合に高圧空気が時計ケースの内部に侵入し、検査終了と同時に減圧された際に、内部からの圧力によりガラスが押し出され、文字盤や針を損傷させるという事故が発生するのです。

    こういった問題を解決したのが、この減圧検査が可能なWITSCHI製防水検査器です。
    加圧する前に、減圧して気密性を検査し、不良があった場合はすぐに検査を中止するので、文字盤や針を破損させる恐れがありません。

    故人の形見の時計などは、文字盤交換となる事故は絶対に避けなければなりませんが、この減圧式防水検査器は大変高価なため、導入している会社はごくわずかです。

    こういった設備投資のため、弊社が格安でのオーバーホールを行えない事情もご理解いただければ幸いです。

  • ロレックス 自動巻き 検査機

    自動巻き上げ検査・試験機(オートマチック・サイクロテスター)
    当社が開発に協力した、新しいタイプの巻き上げ検査器(ワインディングマシーン)です。

    中心が観覧車のように回転しながら5本のアームも同時に回転し、腕の動きをシュミレートする事で自動巻き機能の検査が可能です。

    新規に開発したバネを使用し、時計をワンタッチで取り付け可能です。
    また、独自の摩擦駆動を採用しており、万一動きが 妨げられても、機械本体が壊れにくいのも特長です。耐久性に重きを置いた設計で、9年間ほぼ毎日稼働させておりますが、動作不良は皆無です。

    通常、ワインディングマシーンの回転数は1分間に4回転のものを使用する場合がほとんどなのですが、弊社ではその1/4の、1回転/分のものを使用する事にしております。

    4回転させると、自動巻き機構に多少の動作不良がある場合でも、半ば強制的にゼンマイが巻き上がってしまう場合があり、そのために微細な異常を見落としてしまい、お客様に引き渡した後で停止しがちになるといった事態となります。

    回転数を1/4にする事により、何度か最終検査段階で異常を発見出来た事がありました。

    ロレックスの自動巻き機構の効率は、他のメーカーとは比較にならないほど優れています。他のメーカーの場合は、4回転のものを使用する必要があります。

  • ロレックス オーバーホール 洗浄機

    VELVO-CLEAR 超音波自動洗浄機
    現代の時計修理/特にロレックスをオーバーホールする際に欠かせないのが、この超音波自動洗浄機です。

    100万円を超える価格のせいか、現在でも小規模な修理店では、この洗浄機を使用せず、手洗いによる部品洗浄でオーバーホールが行われている事があります。

    しかし、現代の時計において、この自動洗浄機無くして満足なオーバーホールは不可能である、というのが当社の考えです。

    超音波自動洗浄機の必要性についての詳細な解説は 
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